ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ネコソギラジカル(中)』 手痛い停滞
d0018433_721735.jpg著者:西尾維新 
書名:ネコソギラジカル(中)
発行:講談社
ざれごと度:★★★☆☆

超人気、西尾維新「戯言(ざれごと)シリーズ」最終章その2。

澄百合学園体育館で戦いが始まった。しかし、最終兵器のパワーの前に、出夢が倒れ、哀川潤は連れ去られた。萌太も崩子の身代わりになった。傷心のいーちゃんは狐面の男と戦う覚悟を決め、玖渚友に自分の気持ちを告げる。その究極の作戦とは、戯言を使い、戦わずして勝とうというもの。しかし、それを見破った狐面の男も新たな策を講じる。しばし平和な時が流れた後、京都御苑で凄惨な事件が起きた。

この文体にもやっと慣れ、登場人物もかなりわかるようになってきました(笑)。
期待した戦闘シーンですが、序盤のものは一方的なので、何とも言えません。ひどいダメージを受けたようなのにかすり傷だったり、逆に死ぬ時はあっさり死ぬ様子は、ゲーム感覚のように思えました。一方、終盤で、澪標姉妹が左右対称に同じ言葉を話しながら攻撃してくるところは、結構恐く、絵としても美しいと思いました。お約束のhero(?)も登場します。

いーちゃんの戯言がもう一つぱっとしません。江本さんはドーナッツで簡単につられましたが、るれろさんには効果なく、逆に狐さんにすべて読みきられてしまいます。この辺りは(下)巻に期待ということで。狐さんの作戦は意外性があって驚きました。

著者あとがきには、(中)巻は「空回りで空転の」物語とあります。確かに、読んでいても停滞感が漂います。女子高生の頭巾ちゃんは、どんな活躍をするのか期待してたら、あの展開だし、どうも肩透かしされている印象です。
すべては(下)巻次第。まさかこのまま終わらないと思いますが、こちらを唸らせる世界観を見せてくれるのか、期待しています。
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by bibliophage | 2005-07-02 07:08 | その他小説
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