ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ベストセラービジネス書のトリセツ』 声に出して読みたいメタ・ビジネス書
d0018433_23582650.jpg著者:松田尚之、斎藤哲也 
書名:いまさら人に聞けない!ベストセラービジネス書のトリセツ
発行:技術評論社
ポイント指摘度:★★★★★

ビジネス書におけるベストセラーとカリスマ著者について、ポイントを簡潔に指摘する取り扱い説明本。

第一部では、カリスマ著者たち16人を取り上げています。ロバート・キヨサキに始まり木村剛、ホリエモン、大前研一や斎藤孝など。
森永卓郎は「オタクがたまたまエコノミストとなり、負け組人生のエンジョイについて語る」、中谷彰宏は「一貫して自分のプロデュース術を説くギョーカイ人」、和田秀樹は「問題解決のための方法論を教える秀才精神科医」となります。
彼らの一般的なイメージに、少し批判的コメントを加えてまとめてあります。

第二部はベストセラー20冊を取り上げ、同様にポイントをまとめて、決めセリフを書き出し、読んでいく上での注意点をあげています。
『チーズはどこへ消えた』 『Good Luck』 『7つの習慣』 『クビ!論』 など。おお、『さおだけ屋~』 も入っています。Updateですね。
笑いを得るための会話のツボを分析した 『ウケる技術』 をベタ誉めしているのが、面白いと思いました。

第三部では、「金儲け」「マーケティング」「営業」などのテーマ別に、良書を4冊ずつ取り上げ簡単に説明します。
この中では、「自己啓発」で取り上げらている、内田樹 『疲れすぎて眠れぬ夜のために』 に惹かれます。同著者の 『寝ながら学べる構造主義』(文春新書) がとても良かったからです。

前書きで否定されてはいますが、この本はまぎれもなくはやりの「あらすじ本」です。しかし、内容が優れていておすすめできる「カタログ本」です。
ベストセラーになる要素は満載だと思いますが、どうでしょうか?
ネックは、大きな出版社でないこととタイトルがもう一つなこと。「いまさら…」と「トリセツ」がどう影響するか。売れ行きに注目です。
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by bibliophage | 2005-07-07 00:04 | 評論
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