ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『大学教授コテンパン・ジョーク集』 冗談にはセンスが必要
d0018433_2120819.jpg著者:坂井博通 
書名:大学教授コテンパン・ジョーク集
発行:中央公論新社
ユーモア度:★☆☆☆☆

埼玉県立大保健医療福祉学部教授、坂井氏による各学部別の主に教授に関するジョーク集。

いや~まいりました。これほど笑えないジョーク集も珍しい。
初めて海を見た物理学教授は、波の流体力学の研究がしたくなった。海の中を歩いたらじきに溺れて、帰らぬ人となった。生物学教授は…(略)。化学教授は始めて海を見て、ノートに記録を書いた。「物理学者ならびに生物学者は大洋に溶解する性質を有する」
って、何が面白いのでしょうか?

冗談を言うためには、人の言ったジョークが面白いことを理解するための受容体ができていることが必要条件。この著者はその段階でつまずいているようです。
d0018433_21244072.jpgまず筒井康隆や土屋賢二(『われ笑う、ゆえにわれあり』)でも読んで、ジョークとは何かをよ~く学んでから出直して欲しいものです。

(あっ、第9章医学部の中にいくつか面白いものがありました。内容がシモネッタなので書けませんが、法医学の話etc。この章だけ立ち読みする価値あり。残りの9章は全然でした…)

中公新書ラクレの担当編集者は、この本が本当に面白いと思っているのでしょうか??
久しぶりにコテンパンに書いてしまいました。関西生まれなので冗談にはどうしても厳しくなってしまいます。
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by bibliophage | 2005-07-16 21:26 | 新書
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