ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『科学する麻雀』 麻雀にツキなどなかった!?
d0018433_7494027.jpg著者:とつげき東北 
書名:科学する麻雀
発行:講談社
購入動機:書店で目について
理論実践度:★★★★★

以前、麻雀をしていた時はあまり勝てませんでした。その理由がこの本を読んでよくわかりました。

今まで麻雀を統計的にしっかりと解析した本はありませんでした。なぜ、この本の著者とつげき東北氏はそれができたのか?それは、彼が数理統計の専門家であることと、データを残しながらゲームのできるネット麻雀、東風荘に入り浸ったこと、が理由です。

東北氏は自分で解析ソフトを作ってデータを集め、新しい麻雀の常識を作りました。
 その例は、テンパイしたらすぐにリーチ、降りるときはベタオリ、相手の待ち牌は読むな、流れ(=ツキ)というものは存在しない(!)、などといった今までの常識を一蹴する驚くべきものです。それを数式とデータで示すためやたらと説得力があります。

彼の分析では振りこみ直後と上がり直後の一局において、振りこみ率や一発ツモ率に有意差はない、すなわちツキはない、としています。私はツキというものは物理学を超えたもの(=一種のオカルト)であり、手でヤマを積む→自動麻雀→ネット麻雀と進むにつれてその影響が低下するのではないか、と思っています。

実際に東北氏はネット麻雀でも相当上位にランクされる強豪であり、実践もされています。ただし「誌上対戦ではプロに敗れた」とのことなので、強いプロは東北理論を上回る戦略をもっていることになります。今後はプロの打ちスジも検討して、もう一段階上の理論を打ち立ててもらいたいものです。

東北理論と実践の詳しくは、氏のHPで
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by bibliophage | 2005-04-08 08:04 | 新書
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