ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『マンガ 中国入門』 中国嫌いが加速する本
d0018433_150135.jpg著者:ジョージ秋山/黄文雄 
書名:マンガ 中国入門
発行:飛鳥新社
中華思想度:★★★★★

「浮浪雲」の漫画家ジョージ秋山氏が、台湾出身の評論家黄氏と組んで描いた現代の中国。

嫌韓流』の韓国に続いて、中国批判のマンガ:本書も売れています(8/30ヤフー書籍ランキング20位)。こちらの方がマジメというか、正面から書いている印象です。
電車の中で読んでいたら、学生に「受験のために読みたいから書名を教えて欲しい」と頼まれました(苦笑)。

第1章:「文化摩擦/文明衝突」では、領海での違法調査や尖閣諸島の領有問題を取り上げ、中国国内資源の不足、台湾への武力行動の準備、などから中国が海洋進出を図る様子が書かれます。
第2章:「反日の狂奔」。留学生寸劇事件や集団売春事件での日本人狩りや、サッカーアジアカップでの騒動について、「民衆の不満を反日に転嫁している」としています。
第3章:「反日の歴史」では「南京大虐殺」について、中国歴代王朝の大虐殺のコピーによる捏造と結論しています。白髪三千畳の国なので、相当誇張していることは推測されますが…。
第4章:「近代中国の歴史」では共産党の創立から現在までの経過、それに加えて何故か「食人文化」を取り上げています。「食人」については他に何度も出てきます。
第5章:「中国覇権」で、チベット、モンゴル、インド、ベトナムとの国境をめぐる戦争の歴史や「核で日本を消し去れる」という驕りの意識が書かれています。確かに、北朝鮮よりよほど危険な国といえるでしょう。日本のODAは軍事費に回されているという事態を何とかしてもらいたいものです。
第6章:「迷走する巨大国家」では、中国の国内問題:マフィア、物乞い、売春、エイズなどを指摘しています。

ジョージ秋山氏のクセのある絵が合わない人がいるかも知れません。(私は「銭ゲバ」などで慣れていましたw。)
とにかく中国がいかに「やっかいな」国であることがよくわかりました。日本の外交はもっと強気にいって欲しいものです。
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by bibliophage | 2005-09-10 15:01 | 漫画
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