ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ウィニング・アグリー』 すべてのテニス愛好家に
d0018433_7544493.jpg著者:ブラッド・ギルバート、スティーブ・ジェイミンソン
訳:宮城淳 
書名: Winning Ugly 読めばテニスが強くなる
発行:日本文化出版
実用度:★★★★★

シングルスランキング4位まで到達したプロテニスプレーヤ、ギルバート氏が語る試合での勝ち方講座。

わたしがテニスで大金を稼ぐことができたのは、自分の持っている才能と技術の可能性を最大に引き出す方法を考えることができたからだ。(前書きより)

ブラッド・ギルバートというと、名前はよく聞くが印象が全く残っていないプレーヤーでした。特に目立つ武器もなく、本書でもあるようにセカンドサービスが弱い。それでも、コナーズ、マイケル・チャン、ベッカー、エドバーグら超一流プレーヤを破って計500万ドル!を稼ぎ、あのマッケンローに引退を決意させています。いったいその秘密は何だったのか?

1. 対戦相手の弱点を分析してゲームプランを立てる。
 ・対ベッカー:ファーストサーブを入れる。フォアに緩い球を送ってミスをさせる。ストーレートにアプローチを打ち、バックのストレートパスを待つ。
・ 対コナーズ:フォア側に緩いスライスを打つ。ファーストサーブを思い切り打つ(セカンドサービスは緩くても攻撃してこない)。
2. 試合には準備が大切。
・ 水、バナナ、8~9本のラケット、マメ用テープ、消炎スプレー、着替え、靴と靴ヒモ(!)のスペア、メモとペン(思いついたアイデア戦略用!)etc。
3. スタートダッシュで勝負を決める。
・ 先にサーブをとらない。
・ 最初の2ゲームはとにかくミスしない。60%のスピードで打つ。
4. その他
・ 試合中に「だれがだれに何をしているか」分析する。
セットアップポイント(15-30、30-30、30-15など)を取る、等々。

テニス界最大の戦略家だったギルバート氏の考え方が、スーパースターたちとの試合模様を交えて語られます。宮城氏の訳も素晴らしくてとても読みやすい。1997年初版ですが、現在10刷とロングセラー。すべてのテニスプレーヤーが読むべき本だと思います。
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by bibliophage | 2005-09-23 07:58 | スポーツ
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