ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ほとばしる副作用』 アイドル願望を持った女オタク
d0018433_8131465.jpg著者:辛酸なめ子 
書名:ほとばしる副作用
発行:文芸春秋(文庫)
妄想度:★★★★★

一度聞いたら忘れられないタイトル(と筆者名)。なめ子氏のアイドル妄想エッセイ集。

「(加護亜依の)無自覚で無邪気な挙動は、男のロリコン魂を刺激するだけでなく、大人の女の子宮をも直撃する可愛さにあふれています(本文より)。」


アイドル万華鏡』を読んでいて、女性アイドルに対する屈折した思いがにじみ出ていたので、はて、この人はレズビアンなのかと思っていました。しかしこの本の解説(神林広恵氏)を読んで納得。
教師の両親に厳格に育てられ過ぎた結果、自身のコンプレックスとアイドル願望が昂じて、主に女性アイドルに対する妄想と下ネタを屈指した独自のエッセイ世界を作り出している、ということのようです。

この本では、ブリトニー、アヤパン、ベッキー、奥菜恵、優香、などを取り上げ、必ず文の後半でぶっ飛んだ妄想世界が描かれ、ヘタウマ(?)な漫画が脱力を誘います。
また「脳内セラピー」の中の「生理」についての記述が面白く、ここまで書く女性は珍しい。まさに面目躍如といったところでした。
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by bibliophage | 2005-10-10 08:14 | 評論
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