ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『本業』 タレント本をいじり倒す
d0018433_23571150.jpg著者:浅草キッド 水道橋博士 
書名:本業
発行:ロッキング・オン
文才度:★★★★★

水道橋博士によるベストセラー「タレント本」の書評集。

「タレント本とは、「…払いきれない有名税に対するタレント本人による青色申告書」である(序章より)」


ダカーポのコラムはいつも面白いと思って読んでいますが、この本を読んで博士の文章芸の巧みさを再認識しました。
矢沢栄吉、松本人志、島田紳助、杉田かおる、らの自伝を取り上げて、TV番組などでの自分たちとのエピソードをからめて、内容を紹介、批評しています。

諸星和己のところでは、「「光GENJIは「光通信」の如く…バブルアイドルだったかもしれない」と書き、飯島愛の章では、「銀行の「不良債権」とは逆に、芸能人の「不良体験」は…巨万の富を生み出す」とシャレをかまします。
文章にスピード感があり、内緒話的なエピソード満載で、知的なオチも入れる、というとても漫才師とは思えない文才です。
なべやかん、ガッツ石松、関口房朗の箇所が特に興味を引きました。

取り上げた本の発売時期がやや古くなっているのが玉にキズですが、TVで色々な番組を持っている博士ならではの面白い内容だと思います。
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by bibliophage | 2005-10-28 23:58 | 評論
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