ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ネコソギラジカル(下)』 ネコナデ・コンサーヴァティブ
d0018433_1275835.jpg著者:西尾維新 
書名:ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い
発行:講談社
急進度:★★☆☆☆

「戯言シリーズ」最終章、ついに完結。

玖渚友は、ぼくの鎖を解いて離れていった。一方、想影真心は骨董アパートを粉々にして姿を消した。真心を救えるのはぼくしかいない。一計を案じたぼくは、そこに狐面の男も引きずり込んだ。そして戦いは終わり、4年の月日が流れた。


う~む。正直、これで終わりか?という印象です。
戯言シリーズは「ネコソギラジカル」しか読んでおらず、玖渚友といーちゃんの出会いや、哀川潤や零崎人識の以前の活躍など全く知らないので、物語の全体を通した面白さというのは私にはわかりません。
それでも敢えて言えば、この(下)は話の起伏が無さ杉では? (中)で狐さんがいーちゃんとの戦いを放棄した時からそんな予感はしていましたが…。

第17幕「長いお別れ」はホントに長かった。よくここまで引っ張れるなぁと筆力に感心。
人識は全く何もしないし、「13階段」といーちゃんが一所で共同生活するという擬似家族の展開には苦笑。
筋バレになりますが、「人類最強」と「人類最終」が体育館で最後の決闘というのも、狐さんの言うように「小芝居茶番劇」という印象でした。

これだけの人気シリーズになると、作者もおいそれとドラスティックな展開とラジカルな結末にはもって行けなかったのではないかと思います。まあ後味は悪くないのでコアなファンには納得な閉め方なのかも知れません。
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by bibliophage | 2005-11-12 01:37 | その他小説
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