ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『生協の白石さん』 深いよ!!白石さん
d0018433_8222392.jpg著者:白石昌則 
書名:生協の白石さん
発行:講談社
わびさび度:★★★★☆

大学生協の「ひとことカード」での絶妙のやりとり。ベストセラーになっています。

「Q1:愛は売っていないのですか…?
A1:どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。 [担当]白石 」

東京農工大学生協の職員白石さんは、利用者の質問・要望が書かれた「ひとことカード」の回答担当をしています。彼は「ネタ」のカードに対しても必ず答えを書き、それが面白いと評判を呼んで、blog まで作った学生がいて全国区の人気になりました。

確かに、モノを売るという生協の仕事を意識しつつ、ユーモアと教養と優しさを織り交ぜて書かれた回答はなかなか味わいがあります。白石さんのほのぼのとした人柄がしのばれます。

「Q2:リュウとケンはどちらが強いんですか?
A2:…推測の域を出ませんが、竜雷太と松平健の場合、全盛期なら竜雷太の方が腕力は上だと思われます。 

Q3:牛を置いて!
A3:…本日丁度職場会議が開かれたのですが、結局、牛は置けない、と決議されました。即決でした。申し訳ございません。」

A2でのボケや、A3での丁度・結局・決議・即決といったことば選びのセンスが秀逸です。
質問する方と白石さんの心温まる?交流をみていると、この大学の素朴なイメージが浮かび上がってきます。この本によって、東京農工大の知名度がかなり上がったことでしょうね。
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by bibliophage | 2005-11-23 08:26 | ユーモア
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