ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『起業バカ2』 それでも起業したいという人がよむべき本
d0018433_2393811.jpg著者:渡辺仁 
書名:起業バカ2 やってみたら地獄だった!
発行:光文社
転落度:★★★★★

経済ジャーナリスト渡辺氏が書く起業の難しさ。

「バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する(本文より)」

これは面白いです。
退職金数千万をつぎ込んで借金地獄に陥った人などが実名入りで紹介されます。
いかに起業というものが難しいか、人が簡単にだまされるか、がよくわかります。

例として、薬局フランチャイズの「ラゴラ」。薬局オーナー74人が計10億円の被害を受けています。ほとんどが商売にド素人の中高年脱サラ起業家で、立派な雑誌広告と甘い売上げ予測にだまされ、加盟金、内装工事費、レセプトコンピューター納入費などを払ったものの、開店後のサポートも全く無く、数ヶ月で閉店に至っています。

その他にも、家電などの、卸し商社オーナーがパクリ屋に商品を騙し取られて倒産した例や、レンタルルーム経営に手を出して失敗し、風俗の仕事をさせられた中国人留学生など多くの例があげられています。

最後のセリフも面白い。
「そもそも素質potentialのある人間は…とうに企業している。私の本を読んでいる時間なんてない。本書を読んでいるあなたに、起業の資格なんぞない…」
しかし、それでも起業するというのなら、奨励したい、と締めています。

失敗だらけの末に成功した例も書かれており、いずれにせよ起業は生半可ではできないことを痛感しました
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by bibliophage | 2005-12-07 23:11 | 評論
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