ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』 マーケティングの勝利
d0018433_712948.jpg著者:山田真哉
書名:さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
発行:光文社
購入動機:書店で目について
目からウロコ度:★★★★★

どこの書店でも平積みされているベストセラー。現在25万部!4/24の朝日新聞にも書評あり。

著者の山田氏は公認会計士で、『女子大生の事件簿』シリーズも出しています。

日常の身近な疑問を取り上げて、会計に興味をもってもらう、という著者の意図は達成されています。下記のどの章を読んでも、なるほどと思ってしまいます。

1.  さおだけ屋が潰れない謎 → 利益の出し方
2.  誰も来ないフランス料理店の謎 → 連結経営
3.  在庫だらけの自然食品店の謎 → 在庫と資金
4.  スーパーの完売御礼で怒鳴られる謎 → チャンスロス
5.  麻雀でトップを狙わない打ち手の謎 → 回転率
6.  いつもワリカンの支払いをする人の謎 → キャッシュ・フロー
7.  キャッシュバック・キャンペーンの謎 → 数字のセンス

とにかくわかりやすさを重視してあり、数式は最小限、というかありません。フランス料理店にわざわざ行って、トイレの張り紙をみて理由がわかった、などというのはミステリー仕立てのうまさです。

それにも増して優れているのがタイトルで、著者のHPによれば、いくつかある候補の中からHP読者にアンケートを取って決めたとのこと。会計士はマーケティングも一流です。
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by bibliophage | 2005-04-26 07:02 | 新書
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