ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
『警察裏物語』 警察の体質がよくわかる
d0018433_1661196.jpg著者:北芝健 
書名:警察裏物語
発行:バジリコ(株)
マッチョ度:★★★★★

早大卒、元刑事で漫画原作者の北芝氏による警察の裏話。

「ケンカの張本人の顔を見てびっくり。顔なじみの刑事同士が店の中で取っ組み合いの真っ最中。…パトカーがしっかり通行止めにし…あとは心いくまで殴りあうという寸法だ。(本文より)」

おいおい、ホンマかいな、という上記のような話が満載で、なかなか面白い。

最初に、伝説の警察官として、一日署長の女性タレントとすぐに仲良くなってしまう絶倫警官や、横山小説のような落としの名人警官、職務質問の天才警官などが登場します。

他には、刑事時代の経験で、爆弾処理の怖さや、株主総会シーズンでのヤクザいびり、内通者との付き合い方、など興味深い話が書かれています。

文化人については、久米宏…アンチ自民だが、警察にはフェアでバランス良し、だとか、田原総一郎…左翼性が希釈されてきた好々爺、だとかいう評価をしています。

一流大卒の著者ですが、腕っ節にも自信があって、武勇伝やら女性にモテタ話やらが載っていました。さすが「まるごし刑事」の原作者ということで、話にオチがあって上手い文章だと思います。

しかし、骨の髄まで警察官という、モロにマッチョな内容なので、読んでいてアレルギーが起きるかもしれません。

警察官の実情を知りたい方には必読といえるでしょう。
[PR]
by bibliophage | 2006-08-06 16:07 | 評論
<< 映画「パイレーツ・オブ・カリビ... 『不運のすすめ』 米長流の処世術 >>