ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ニッポン幸福哀歌』 貴重な水木マンガ
d0018433_6182886.jpg著者:水木しげる 
書名:水木しげるのニッポン幸福哀歌
発行:角川書店(文庫)
哀愁度:★★★★☆

週刊漫画アクションに連載された「日本の民話」(昭和42-44年)シリーズ。

<難破した島でみつけた不思議な「人面相」、恵比寿と大黒が作ったパラダイスの「島」、願いをかなえてくれる「管狐」、手袋の好きな妖怪「ぬっぺふほふ」、など20編>

水木漫画でよくある容姿の人物(表紙参照):さえない中年の男が怪奇現象、妖怪に出会ってひどい目にあったり、自分を見つめ直したりする内容の短編集です。
パラダイスに住んでみたらだんだん飽きてきたとか、未来が見える三つめの目玉をもらったら世の中に嫌気がさした、など教訓的な話や、美しい妖怪の女性(雨女、影女etc)と仲良くなるという妄想的な話が多く見られました。

このシリーズは今まで読んだことがありませんでした。連載の関係なのか一遍の長さが短いのがやや物足りない感じもしますが、私のような水木ファンにとっては貴重な文庫です。
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昨日のニュースで、水木氏の故郷境港市の「妖怪そっくりコンテスト」というのがありました。「子泣き爺」に似せようと奥歯2本を抜いた、という人にはびっくりしました。
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by bibliophage | 2006-08-22 06:25 | 漫画
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