ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『世間のウソ』 常識とは非常識なコト
d0018433_7154438.jpg著者:日垣隆 
書名:世間のウソ
発行:新潮社
購入動機:著者のファン
なるほど度:★★★★★

辛口の評論家日垣氏が、「世間で常識とされていることや普通に流れているニュース」に対して感じた疑問について考えたもの。

著者の『そして殺人者は野に放たれる』が面白かったので、読みました。

1. 日本の公営ギャンブルは世界一搾取率が高く、省庁が権益を分配している(宝くじ→総務省、競馬→農水省、パチンコ→警察庁etc)。
2. 「鳥インフルエンザで大量の死者がでる」といった安全性についてのヒステリー的報道。
3. 手鏡エコノミストに対する集団リンチ的報道。
その他、
郵便の料金設定、陪審員を変形した「裁判員」なる珍制度、オリンピック誘致の買収工作などについて、「ウソ」である部分について書いてあります。

その中で、『そして殺人者~』でも書かれていた著者の主張:
・ 凶悪犯罪で刑法39条(心身喪失者の行為は罰しないetc)を安易に使うな
・ 精神鑑定は無意味
・ 凶悪犯罪は「動機の内容」ではなく、「被害の深刻さ」で裁け

が何度か出てきます。

全体的にさらっと読みやすく、共感できるところも多くて読む価値アリと思いました。世間の常識は、一度疑ってみる必要があるということがわかります。

最後の章で、「アメリカ人には本当のXXが多いので、ブッシュは再選された」「誰が大ウソつきの交戦家か気づくべき」と書かれているのもうなづけました。

d0018433_7161258.jpg日垣隆氏のHP
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by bibliophage | 2005-05-03 07:20 | 新書
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