ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『闇の底』 幼児犯罪者キラー
d0018433_714534.jpg著者:薬丸岳 
書名:闇の底
発行:講談社
衝撃度:★★★★☆

乱歩賞『天使のナイフ』の作者の2作目。

<小学生の女児が殺された。自分の妹が性犯罪者に殺された過去を持つ刑事、長瀬は犯人を憎悪する。しかし、その事件が解決しないうちに、今度は首を切られた男性の死体がみつかった。被害者は過去に幼児殺害を犯した人物だった。そして警察に犯行声明が届いた。>

前作と同様にとても読みやすく情景が浮かぶような文章です。
いくつもの幼児事件が出てきてちょっと混乱する点がありますが、あっという間に最後まで読めました。

過去の犯罪者を殺すキャラクター:サンソンが名前も含めて存在感があります。

そして今回は趣向がこらされていました。
読んでいると『慟哭』が思い出されます。しかしそのまま最後まで読むと…。
ミスリードにやられてしまいました。お見事!

今回はキレが凄い作品でした。次回作も期待ですね。
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by bibliophage | 2006-10-04 07:05 | ミステリ-
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