ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『人はなぜ危険に近づくのか』 災害に出会ったら
d0018433_23555774.jpg著者:広瀬弘忠 
書名:人はなぜ危険に近づくのか
発行:講談社
常識的度:★★★★☆

災害心理学の専門家による分析。

「興味本位の恐いもの見たさではなく、恐いから見ないという現実逃避でもなく、見るべきものを正しく見ることがどうしても必要なのである。(本文より)」

面白いのですが、読み進むうちにタイトルから期待される内容と少しずつズレ始めます。
内容は大雑把には以下の通り。

第1章:若者と老人のリスク
第2章:先延ばしの危険
第3・4章:自然災害による危険
第5章:恐怖の効用
第6・7章:パニックと凍りつき症候群
第8章:リスクテイクの男女差
第9章:獲得と保存の男女差
第10章:怒りの感受性の男女差
第11・12章:不幸と幸福の心理

8章以降は、「話を聞かない男、地図が読めない女」かと思いましたw。
「男はホルモン的&社会的に闘争することが多く、女より短命」みたいな内容。

経済学や心理学の文献の内容を紹介して説明するところはよかったです。
が、全体にまとまりに欠ける印象と常識的過ぎる内容がやや気になりました。
自殺とかタナトスとかについても少しは触れて欲しいところです。
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by bibliophage | 2006-11-13 23:56 | 新書
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