ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『官能小説用語表現辞典』 淫靡さ表現コンテスト
d0018433_20315846.jpg著者:永田守弘 
書名:官能小説用語表現辞典
発行:筑摩書房(文庫)
イマジネーション度:★★★★★ 

複数の雑誌で書評欄に出ていた話題の書。

「官能小説は性欲をかきたてるためのものではなく、もっと感性の深くにある淫心を燃え立たせるものです。(「あとがき」より)」

官能小説に出てくる男性器、女性器、声、などの多彩な表現を網羅していて圧巻です。
各項目に、約700冊(!)の本から抜粋した例文が書かれています。
電車内ではなかなか読み辛い本ですが…w。

気に入った言い回しを以下に記します。
・ おのれのタフボーイを…カトリーヌに埋ずめこみ…
ラブボタン
灼熱の侵入者
よこしまな淫柱
不埒(ふらち)者のリキッドを浴びせかけた 、などなど。

それにしてもよく考え付くなぁと感心。誰にでも書けそうに見えて、実は特殊な能力を必要とする分野。それが官能小説のようです。

作品のタイトルも色々あって笑えましたが、最高なのは「美母(ママ)は変態バニー」。いったいどんな話やねん!

解説の重松清氏いわく、「声に出して読めない日本語」。上手いなぁ…。
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by bibliophage | 2006-11-21 20:33 | 評論
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