ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『パプリカ』 幻夢大戦
d0018433_0284499.jpg著者:筒井康隆 
書名:パプリカ
発行:新潮社(文庫)
迫力イメージ度:★★★★★

アニメ映画、ただ今公開中。

<精神医学研究所に勤める時田と美人セラピスト千葉。2人は、精神治療用機器を用いた分裂病治療の功績でノーベル賞候補にあげられていた。一方、副理事長の乾とその手下小山内は2人のことをねたむ。ある日、時田の開発した新しい治療機器「DCミニ」が盗まれた。それには夢と現実世界を混然とさせる危険な力が付随していた。千葉は美少女夢探偵「パプリカ」に姿を変え、乾の邪悪な企みに立ち向かう。>

これは面白いですねぇ。
てんかん協会との事件で断筆宣言する直前の作品とあって、分裂病の妄想の話などが全開で圧倒的なパワーで迫ってきます。
精神分析的世界観を借りたサイバースペースでの戦いがメインテーマになっています。

乾がどんどん悪性変異を重ねていって怪物化し、夢と現実がつながるようになって、妄想や魔物が出現するところはかなり不気味です。たくさんの日本人形が無表情に笑いながらふらふら歩いたり…。

また、美人研究者千葉と少女の姿のパプリカ、この2人(1人)のセックスアピールが強力です。アニメ映画でどこまで許されることやら…。

最後は夢世界での大戦にもつれこみます。そのドタバタぶりも筒井氏らしいし、イメージ描写能力も素晴らしいの一言です。

これは是非、アニメーションのパプリカに会いに映画館に行かなくては・・・。
→ 映画公式サイト
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by bibliophage | 2006-12-12 00:34 | ホラー/SF
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