ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『螺鈿迷宮』 森博嗣めざしてる?
d0018433_20574748.jpg著者:海堂尊 
書名:螺鈿迷宮
発行:角川書店
ライトノベル度:★★★☆☆

チーム・バチスタの栄光」の海堂氏、早くも3作目。

<天馬大吉はドロップアウト寸前の東城大医学部留年生。ある日、幼なじみの新聞記者葉子に頼まれて、桜宮病院に潜入取材するはめになる。その病院は、ユニークな終末期医療をおこなうことで知られていたが、最近そこを訪れたまま行方知れずになっている人物がいることがわかった。天馬は、(文字通り)傷だらけになりながら、その病院の秘密を探る。>


ええと、キャラクター小説というのでしょうか、こういったタイプは?
たぶん、キャラを立てたライトミステリということで、森博嗣氏の作品のようなところを狙っているのだと思われます。

中途半端な印象を受けました。
2作目と同じで、謎の提出が遅く出足でもたつくために序盤で読む速度が上がりません。なので、ミステリとしては軽い感じ。
かといってライトノベルとしては、キャラがもう一つぱっとしないというか…。
1、2作目でさんざんほのめかしていた白鳥の部下姫宮がついに登場します。性格がユニークなのはいいのですが、可愛いという描写があまりないので、いわゆる萌えにならない。
また、桜宮病院の双子の女医さんの年令設定がやや高め。

桜宮病院の医療システムについては、とてもユニークで面白い。最後の、因縁話をからめた謎解きも興味深い点がありました。問題はそこまですらすらと読み進めるか、という点ですね。

終わり方は続編をもろに示唆する形でした。果たしてそれが刊行のあかつきには読むことになるのでしょうか…??
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by bibliophage | 2006-12-16 21:00 | ミステリ-
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