ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『風光る』 少女漫画の醍醐味
d0018433_1231224.jpg著者:渡辺多恵子 
書名:風光る 1~21巻
発行:小学館(コミックス)
キャラ立ち度:★★★★★

超ロングセラー連載の幕末少女漫画。第21巻が最近発売された。

<家族を長州の侍に殺された少女セイは、兄の意志を継ぐべく男装をして壬生浪士組(後の新撰組)に入隊する。命の恩人である沖田総司を想い続けながら、セイは清三郎として、剣の修行を続ける。>

これは相当面白いです。
少女と新撰組のミスマッチは、「セーラー服と機関銃」に通じるところがあります。

d0018433_1241512.jpg内容は歴史を虚実織り交ぜた、堂々たる少女漫画になっています。
メインプロットは、清三郎が恋しているのに、総司がそれを気づかずにやきもきする、というよくあるものです。そこに新撰組の多種多様なキャラクターがからみ、ボーイズラブ(当時の呼び名は衆道)がフィーチャーされて、ハチャメチャな展開となっていきます。

まず、絵がきれい。そして、考証がよくされていて、話の運び方が上手い。また、ジョークのセンスがいい。
d0018433_1233530.gifさらに、キャラがとても魅力的。特に、新撰組3番隊長の斉藤一が、几帳面で無表情、腕が立って、隠密業務をこなし、かつ清三郎を密かに想っている、という人気キャラです。
新しい登場人物としては、18巻後半から出てくる遊び人浮之助が素晴らしい。実はその正体は、○○だったという、遠山の金さんもびっくりの内容。これは驚きました。

現在はコミックフラワーズで連載中。最新21巻の後半は、もう終わりなのかな?と思える展開になっているのが心配ですが、関係する掲示板をみると連載は続いている様子。歴史的にはまだまだ書くネタはあるハズなので、できる限り頑張って続けて欲しいものです。
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by bibliophage | 2007-01-03 01:26 | 漫画
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