ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ブレイクスルー・トライアル』 「このミス…」2007大賞受賞
d0018433_1303783.jpg著者:伊園旬 
書名:ブレイクスルー・トライアル
発行:宝島社
画期的度:★★★☆☆

昨年の「チーム・バチスタの栄光」に続く第5回大賞受賞作品。

<大学時代の友人である門脇と丹羽は、IT企業セキュア・ミレニアム社が主催する公開侵入実験コンテストに参加することを決める。研究所の最新セキュリティを突破するトライアルで、賞金は1億円。彼ら以外にも、強盗団の連中がエントリーして、会場はとんでもない状態に陥っていった。>

話題作を続出させる「このミス」大賞。
期待して読みましたが、今回はもう一つでした。

題材は興味深く、キャラも面白いのですが、何せ前半が読みにくい。説明が多くて、テンポが悪く、もう少しで挫折するところでした。
実際のトライアルの描写である後半が面白いだけに、惜しまれるところです。

主人公の門脇が元ミレニアム社の社員だったりするのも違和感が強い。
また、技術者として強盗チームに協力する<蛙>の存在が面白いのに、ここで生じるはずの摩擦が書かれず、いつの間にか消えてしまう。
第3の参加チームの存在感が乏しい。…あげていくと気になる点が多数です。

これから読まれる方は、1.2章は流して、緊迫感のある3章を楽しむのが吉と思います。
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by bibliophage | 2007-01-20 01:32 | その他小説
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