ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『逃亡日記』 3匹目のどじょうはいるか?
d0018433_18375117.jpg著者:吾妻ひでお 
書名:逃亡日記
発行:日本文芸社
新奇度:★★★☆☆

失踪日記』の関連本。

「吾妻「てかこれ『失踪日記』の便乗本じゃないのっ」
編集「そうすよ」…
吾妻「皆さんこの本買わなくていいです!漫画だけ立ち読みしてください」
(MANGA 受賞する私より)」

上に書いたように、まさに便乗本ですねw。本人の意志というより出版社とのしがらみで作られた雰囲気です。吾妻先生の写真が見られたし、前と後ろに漫画があったからまあいいか…。

1、2章はベストセラー『失踪日記』の内容について、編集者がインタビューして、それに答える形。すなわち、その復習をしているような内容なので、目新しいことが少ない。
奥様が『失踪され日記』の執筆を依頼されている、というのが笑えた。

3章以降の、生い立ちと漫画家としての履歴は、『うつうつひでお日記』より少し詳しい。
石森正太郎と手塚治虫にあこがれたことが熱く語られていました。
ちばてつやの「あしたのジョー」が、当時流行っていた劇画の影響をモロに受けて絵柄が変わっていった、というのも興味深い。
鴨川つばめのギャグ漫画(「マカロニほうれんそう」)が全く理解できなかった、というのも面白かった。

また、吾妻氏のSFに対する造詣の深さが再認識されました。

結論的には、前後の漫画と3章以降を立ち読みすれば十分と思います。
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by bibliophage | 2007-01-28 18:38 | ユーモア
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