ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『ジャズの歴史』 All that jazz
d0018433_1191492.jpg著者:相倉久人 
書名:新書で入門 ジャズの歴史
発行:新潮社
明快度:★★★★★

ジャズのベテラン評論家による入門書。

「こうして元をたどれば同じ根を持つ音楽が、ときには言葉が通じ合わないほど異相を競い合う百花繚乱、あるいは百鬼夜行のジャズ・シーンが出現したのです。(1章より)」

非常にわかりやすい(というか割り切った)内容でとてもよかったです。
私にとっての暗黒大陸であるジャズに、光を与えてくれました。

南北戦争で解放されたニューオーリンズの奴隷が、南軍軍楽隊のブラス・バンドの楽器を演奏する、これがジャズの始まり。そして、娼館や酒場での演奏が仕事になってきます。
そこにヨーロッパ近代の象徴としてのピアノが加わって活性化され、トランペットのルイ・アームストロングが出て、即興演奏が始まりました。
第一次大戦により娼館が閉鎖されるとジャズメンはシカゴに向かいます。
その後、デューク・エリントン、ベニー・グッドマンスウィングしていたのが、ビ・バップになって、マイルス・デイビスクールを持ち込んだと思ったら、フリージャズが誕生し……。

読んでいると何となくわかったような気になりました。
とにかくジャズというのは、色々な要素が交じり合って発展していくという性質の音楽のようです。

で、まず、アコースティックなマイルスを聞いてみることにしました。
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by bibliophage | 2007-03-10 01:21 | 新書
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