ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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『夏季限定トロピカルパフェ事件』 小市民シリーズその2
d0018433_20484810.jpg著者:米沢穂信 
書名:夏季限定トロピカルパフェ事件
発行:東京創元社(文庫)
諧謔度:★★★★☆

『春季限定いちごタルト事件』(未読!)の続編。

<波風の立たぬ小市民的生活をめざす高校生、小鳩常悟朗と小山内ゆき。高2の夏休み、ゆきは「スイーツセレクション・夏」と称する甘いものめぐりに常悟朗を誘う。ゆきの真意を測りかねながらもそれに付き合う常悟朗。そして2人は薬物乱用事件と誘拐事件に巻き込まれていく。>

『犬はどこだ』の前の肩慣らしに読んでみました。

日常の小さなできごとを大マジメに本格推理する1章は笑いました。シャルロットを1個多く食べたのを隠そうとして、ゆきに見破られる常悟朗。
ライトノベルの限界に挑戦する作品という感じか。

2章の地図暗号の話が最後に効いてくるという構図も面白い。
そして最終章で「スイーツセレクション」の目的が判明!いやはや手練のあざとさですねぇ。
最後のゆきの独白の必要性はちょっとわかりませんが。

どうしても推理好きの本質がでてしまう常悟朗とゆきには、小市民的生活は難しそうです。
全体的には、こういうのもアリなんだ、と納得させられました。なかなか面白かったです。
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by bibliophage | 2007-03-18 20:51 | ミステリ-
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