ストレスがたまったら本のまとめ買い。結果は積ん読。なんとかしなきゃ…。ということで書評のブログです。ときに音楽や趣味の記事も…。
by bibliophage
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カテゴリ:ミステリ-( 50 )
『夏季限定トロピカルパフェ事件』 小市民シリーズその2
d0018433_20484810.jpg著者:米沢穂信 
書名:夏季限定トロピカルパフェ事件
発行:東京創元社(文庫)
諧謔度:★★★★☆

『春季限定いちごタルト事件』(未読!)の続編。

<波風の立たぬ小市民的生活をめざす高校生、小鳩常悟朗と小山内ゆき。高2の夏休み、ゆきは「スイーツセレクション・夏」と称する甘いものめぐりに常悟朗を誘う。ゆきの真意を測りかねながらもそれに付き合う常悟朗。そして2人は薬物乱用事件と誘拐事件に巻き込まれていく。>

『犬はどこだ』の前の肩慣らしに読んでみました。

日常の小さなできごとを大マジメに本格推理する1章は笑いました。シャルロットを1個多く食べたのを隠そうとして、ゆきに見破られる常悟朗。
ライトノベルの限界に挑戦する作品という感じか。

2章の地図暗号の話が最後に効いてくるという構図も面白い。
そして最終章で「スイーツセレクション」の目的が判明!いやはや手練のあざとさですねぇ。
最後のゆきの独白の必要性はちょっとわかりませんが。

どうしても推理好きの本質がでてしまう常悟朗とゆきには、小市民的生活は難しそうです。
全体的には、こういうのもアリなんだ、と納得させられました。なかなか面白かったです。
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by bibliophage | 2007-03-18 20:51 | ミステリ-
『ロング・グッドバイ』 待ち焦がれた新訳
d0018433_23334872.jpg著者:レイモンド・チャンドラー
訳:村上春樹 
書名:ロング・グッドバイ
発行:早川書房
完成度:★★★★★

遂に発売!村上春樹氏入魂の翻訳。

<マーロウは酔いつぶれたテリー・レノックスに出会い、なぜか彼を見捨てられずに介抱する。大金持ちの逆玉に乗ったレノックスだったが、放蕩な妻を殺した容疑をかけられ、マーロウに助けられてメキシコへ逃走する。その後マーロウは、流行作家の美しい妻アイリーンに夫の行方探しを依頼される。マーロウが連れ戻したその作家ロジャー・ウェイドはアル中で、何かに怯えていた。ある日、マーロウはウェイドに自宅に呼び出され、そこで事件は起きた。>

半年くらい前から話題沸騰。どう考えてもミスマッチな、村上春樹とフィッリップ・マーロウ
どうなることかと思って読んでみたら、もの凄くまともな訳でした、って当たり前なのだけれども。

とにかく読みやすい。リズムがいいからひっかからない。斜め読みせずに一字一句拾っているのに、本文533ページがあっと言う間に終わってしまいました。とにかく素晴らしい訳に違いありません。

清水俊二氏訳 『長いお別れ』 を読んだのは学生時代で、内容は完全に忘れていました。しかしこの村上訳のように、風景や人物が浮き上がってきたという印象はなかったような気がします。というか、名文家チャンドラーの魅力を完全に伝えている春樹氏はやはり凄い!

原作の内容もオーソドックスなミステリーでとても楽しめました。やはりマーロウがカッコイイですね。チェス好き、酒好き、女好き。芯が通って義理堅く、皮肉屋でロマンチスト。ケンカも強いし、頭も切れる。
で、ミステリーのオチには納得しましたが、最後のセニョール・マイオノラスの登場は蛇足に感じました。

今回の訳(あるいは文章)で面白かった箇所。
p31「お座敷プードルのような生活」
p54「冷ややかで尊大な…警官の目だ。彼らは警察学校の卒業行進のときに、そういう目を一揃い授けられるのだ」
p78「警官のバッジをつけた与太者
p103「それこそ釈迦に説法でしょうが」
p106「お前は五セント玉みたいなはんちくなんだよ」
p158「トスカニーニから見たオルガン弾きの猿みたいなもの」
p512「フランス人というのは・・・どれもがうまくつぼにはまる。さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ
最後の有名なセリフは意外とシンプルな訳でした。

1ヶ所だけ気になったところ。
p121「ルイ・ロペス(チェスの古典的な開始法)にとりかかったのだが…」
()注釈は村上氏がつけたものと思われますが、「開始法」は「オープニング」がベター。トリビアですが。

今回のあとがきは『グレート・ギャツビー』ほどの熱情はみられませんでした。その代わり45ページもあって読み応えあり。チャンドラーの文章の上手さ、ハメットやヘミングウェイ、フィッツジェラルドなどの影響、チャンドラーの生涯などについて詳しく語られています。
清水訳を「古き良き時代ののんびりした翻訳」と書いたのはいささか僭越のそしりを受けるかもしれないですが。やれやれ。

とにかくこの厚い本を読んで、私の人生に新たな彩りが加えられたことは確かです。
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by bibliophage | 2007-03-12 23:41 | ミステリ-
『使命と魂のリミット』 手練の作品
d0018433_6371942.jpg著者:東野圭吾 
書名:使命と魂のリミット
発行:新潮社
論理性度:★★★★★

「赤い指」に続く東野氏の最新刊。

<父健介が、東都大学で大動脈瘤の手術後に死亡した。当時中学生だった夕紀は、執刀医の医療ミスの疑いを捨てきれないまま、今研修医となって同病院の心臓外科に勤めている。そんな折、病院を爆破する、という警告文が届いた。不安な状況の中、財界の大物に対する心臓外科の大手術が開始された。>

上手いなぁ、という印象でした。
最近、医療モノはちょっと食傷気味でしたが、東野氏の手にかかるとかくも見事なお話が作られてしまうことに感心しました。

父の手術の執刀医、現在の教授である西園。その西園と母との関係。いきなり謎が出てきて、疑念が生まれ、話の内容に引き込まれます。
医療ミスによる被害と車の設計ミスによる被害。最近のトピックを対比させるように話が進んでいきます。

医療の現場についてもよく調べられていると思いました。また。犯人の大掛かりな仕掛けは、理系技術者であった東野氏ならではという感じがします。

最後はタイムリミットサスペンスとなり、思わぬ展開になります。ちょっと都合よく行き過ぎますが、すべての謎に答を出して着地します。この論理性がやはり魅力ですね。
細かいところまで考え抜かれているのにも感心。犯人が本名でホテルを予約した理由など。

当代の人気作家の実力を見せ付けられた作品でした。
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by bibliophage | 2007-01-11 06:40 | ミステリ-
『シャドウ』 複雑なプロット
d0018433_23282330.jpg著者:道尾秀介 
書名:シャドウ
発行:東京創元社
意外度:★★★★☆

このミス2007 第3位。

<咲枝が癌の再発で亡くなり、夫の洋一郎と小学5年生の息子鳳介が残された。そして、それを追うかのように、咲枝の友人の恵が飛び降り自殺をした。遺書には夫の徹を責める言葉が残されており、娘の亜紀は動顚の余り車にひかれてしまう。その後、洋一郎の言動におかしな点が目立つようになり、鳳介は精神科医の田地に相談をする。>

それにしても複雑なプロットを考えだしたものです。

各章の視点が違う人物のものになっており、同じ出来事も何人かの目で見ると、解釈が変わってくる。その点を上手く利用して謎を仕掛け、ほのめかしを多用して読者を煙に巻く。そういった作者の意図は成功していると思います。

文章もほとんど修辞を使わないシンプルなもので、すらすらと読み進むことができました。
鳳介君の探偵ぶりも良かったです。全体に、とても意外性に富む展開で、飽きることがありませんでした。

残念なのは、意外性を追求する余り、真実に必然性がないこと。もう少し伏線を入れないととても本格とは言えず、TVの2時間推理ドラマみたいに唐突な印象を受けてしまうかもしれません。あぁ、そうだったのか!感が乏しいのです。

面白いのは認めますが、第3位はちょっと買い被り過ぎかな…。
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by bibliophage | 2007-01-05 23:32 | ミステリ-
『螺鈿迷宮』 森博嗣めざしてる?
d0018433_20574748.jpg著者:海堂尊 
書名:螺鈿迷宮
発行:角川書店
ライトノベル度:★★★☆☆

チーム・バチスタの栄光」の海堂氏、早くも3作目。

<天馬大吉はドロップアウト寸前の東城大医学部留年生。ある日、幼なじみの新聞記者葉子に頼まれて、桜宮病院に潜入取材するはめになる。その病院は、ユニークな終末期医療をおこなうことで知られていたが、最近そこを訪れたまま行方知れずになっている人物がいることがわかった。天馬は、(文字通り)傷だらけになりながら、その病院の秘密を探る。>


ええと、キャラクター小説というのでしょうか、こういったタイプは?
たぶん、キャラを立てたライトミステリということで、森博嗣氏の作品のようなところを狙っているのだと思われます。

中途半端な印象を受けました。
2作目と同じで、謎の提出が遅く出足でもたつくために序盤で読む速度が上がりません。なので、ミステリとしては軽い感じ。
かといってライトノベルとしては、キャラがもう一つぱっとしないというか…。
1、2作目でさんざんほのめかしていた白鳥の部下姫宮がついに登場します。性格がユニークなのはいいのですが、可愛いという描写があまりないので、いわゆる萌えにならない。
また、桜宮病院の双子の女医さんの年令設定がやや高め。

桜宮病院の医療システムについては、とてもユニークで面白い。最後の、因縁話をからめた謎解きも興味深い点がありました。問題はそこまですらすらと読み進めるか、という点ですね。

終わり方は続編をもろに示唆する形でした。果たしてそれが刊行のあかつきには読むことになるのでしょうか…??
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by bibliophage | 2006-12-16 21:00 | ミステリ-
『ナイチンゲールの沈黙』 バチスタの栄光はどこへ…
d0018433_10324615.jpg著者:海堂尊 
書名:ナイチンゲールの沈黙
発行:宝島社
ミステリ度:★★★☆☆

あの大傑作『チーム・バチスタの栄光』の海堂氏の第2作。

<網膜芽腫で小児科に入院中の瑞人。看護師の小夜は美しい歌声の持ち主で、献身的に彼のケアをおこなう。ある日、飲んだくれの瑞人の父親がバラバラ死体で発見された。犯人は病院関係者なのか?神経内科講師の田口は事件にまきこまれ、独自の捜査法を持つ加納刑事に加え厚生労働省の白鳥も調査に加わってきた。>

期待が大きい分、はずれた時は悲しいものです。

まず、事件が起きるのがかなり遅く、そこまでは読む速度が上がらない。これはミステリとしては辛い。
あと、調子に乗りすぎて筆が滑っている印象が強い。前作と違って大げさな言い回しやイマイチな比喩が続出。どうもリズムに乗れません。
加えてキャラ設定があまりよくない。加納刑事と白鳥の存在がダブリ、おまけに2人は知り合いで馴れ合い。今回は白鳥が冴えない上に、田口の見せ場も極小。
中3生の瑞人の白鳥に対する物言いは有り得ない内容だし、表紙ももう一つだし…。

一方、面白かった点はというと…。
解剖をする前にCT撮影をするautopsy imaging の話や加納刑事が発明したデジタルイメージによる犯罪捜査。さらに歌声によって視覚イメージが沸きあがり、それが真相解明に一役買うことなど、でしょうか。5歳の入院患者アツシはなかなか存在感あり、であります。

もし田口・白鳥コンビで3作目を作るなら、かなり思い切った設定にしないといけないでしょうねぇ。
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by bibliophage | 2006-10-15 10:35 | ミステリ-
『闇の底』 幼児犯罪者キラー
d0018433_714534.jpg著者:薬丸岳 
書名:闇の底
発行:講談社
衝撃度:★★★★☆

乱歩賞『天使のナイフ』の作者の2作目。

<小学生の女児が殺された。自分の妹が性犯罪者に殺された過去を持つ刑事、長瀬は犯人を憎悪する。しかし、その事件が解決しないうちに、今度は首を切られた男性の死体がみつかった。被害者は過去に幼児殺害を犯した人物だった。そして警察に犯行声明が届いた。>

前作と同様にとても読みやすく情景が浮かぶような文章です。
いくつもの幼児事件が出てきてちょっと混乱する点がありますが、あっという間に最後まで読めました。

過去の犯罪者を殺すキャラクター:サンソンが名前も含めて存在感があります。

そして今回は趣向がこらされていました。
読んでいると『慟哭』が思い出されます。しかしそのまま最後まで読むと…。
ミスリードにやられてしまいました。お見事!

今回はキレが凄い作品でした。次回作も期待ですね。
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by bibliophage | 2006-10-04 07:05 | ミステリ-
『凶笑面』 民俗学ミステリー
d0018433_20315414.jpg著者:北森鴻 
書名:凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルⅠ
発行:新潮社(文庫)
本格度:★★★☆☆

鮎川哲也賞作家北森氏による民族ミステリー短編集。ダカーポおすすめ。

<東敬大学助教授、端整な顔立ちの女性学者、蓮丈那智。今日も彼女の元には、不可思議な風習についての民俗学的調査の依頼が届いていた。助手の内藤三國を連れて現地に赴く那智だったが、なぜか彼らは殺人事件に巻き込まれていく。>

解説に書かれているように、ひとつひとつの話にかなりの資料が使われていて、とてもハードワークだと思いました。横溝正史作品のようなおどろおどろしさに走らず、民族学の面白さを取り入れた点でとてもユニークな作品と言えると思います。

しかし、ちょっと読みにくいのが難点。持って回った言い方も好きになれませんでした。
例:声は続かなかった。怒りとは別の感情が、声帯の機能を停止させたらしい。
d0018433_20331395.jpg
また巻頭に、諸星大二郎先生の「妖怪ハンター」に捧ぐ、とありましたが、比較するとかなりあっさりした印象。もう少しエグさがあってもいいかも。

主人公の蓮丈那智は能面のような印象で、美人のようですが、萌えキャラではないですねw。


法月綸太郎氏による分析では、
1. 民族学的調査依頼
2. 関係者の殺害
3. 民俗学的討論と事件のデータ提示
4. 民俗学的謎と殺人事件の解決
というパターンを持ち、助手の三國を含めてシャーロック・ホームズの様式を踏襲している、とのことでした。

密度が濃い作品であることは確かなので、今度は長編の方を読んでみたいと思います。
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by bibliophage | 2006-09-18 20:35 | ミステリ-
『名もなき毒』 逆玉探偵、杉村三郎
d0018433_9261082.jpg著者:宮部みゆき 
書名:名もなき毒
発行:幻冬社
執拗度:★★★★☆

前作 「誰か」 に続き、好い人である三郎氏が活躍。

<青酸カリによる毒殺事件の4人目の被害者が出た。その家族と知りあうことになった杉村三郎はその真相を知りたいと考えはじめる。一方、彼の勤める編集部ではトラブルメーカーの女性が悪態をつきながら会社を辞めていった。>

489ページの重量級の本なので、電車で読むのには不向き。自宅で休みに読みました。

冒頭、いきなり殺人事件が起きて期待が高まります。が、すぐさま今多コンチェルンの会長の娘婿である主人公杉村氏の日常に話が移り、そのまま淡々と進みます。
結局のところ、全体的にはミステリー色は弱く、人間描写の深い物語になっています。

今回のNo.1キャラは編集部を辞めていった原田いずみ。職歴・学歴詐称、仕事能力なし、責任転嫁、暴力、キレやすい、粘着質。容姿についてほとんど言及されていませんが、おそらくある程度魅力的なのだと考えられます。これはボーダーラインの典型か、はたまた性格障害か?彼女の行動に関して、途中からネガティブな伏線が張られて、その通りに話が展開していきます。過去に兄の結婚式をぶち壊した話がとにかく強烈!でした。

その他、杉村夫妻をはじめ、殺された古屋明俊とその娘・孫(女子中学生)、ジャーナリストの秋山氏、など登場人物がバックストーリーを含めて丁寧に書かれています。
また、青酸カリの「毒」、人間の持つ「毒」、土壌汚染の「毒」、と毒からみで話をまとめ上げる落語的な上手さが感じられました。

表現としては、義父である今多会長の話にただうなづきながら、ふと、「それで、私という観葉植物の葉が揺れた」という杉村氏の心象の描写が巧みだと思いました。

真犯人はちょっと拍子抜けの感があるし、杉村探偵の人の好さ(と無神経さ)も鼻につくところがあります。また、容疑の浅い段階では家宅捜索しないだろう、とかミステリーとしてはツッコミ所が多そうです。しかし、人間の描き方の執拗さというのは一読の価値があります。「模倣犯」を期待しなければ、楽しめる作品だと思います。このシリーズはこういうtaste なのでしょう。
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by bibliophage | 2006-09-12 09:33 | ミステリ-
『ダ・ヴィンチ・コード』 やっと読了
d0018433_1050633.jpg著者:ダン・ブラウン 
書名:ダ・ヴィンチ・コード(上・中・下)
発行:角川書店(文庫)
薀蓄度:★★★★☆

単行本と文庫合わせて1000万部以上売れている超ベストセラー。世界では44言語で5000万部!

<ルーブル美術館長ソニエールが殺される→ハーバード大教授ラングドンが疑われる→ソニエールの孫娘ソフィーに助けられる→聖杯の場所を示すキーストーンを持ち出して2人で逃げる→聖杯研究家のティービングの家へ転がりこむ→みんなでイギリスへ逃亡→テンプル教会には手がかりなし→ウェストミンスター寺院でドタバタ→暗号の5文字がわかった→ロスリン礼拝堂でご対面→ラングドンはルーブルへ戻る>

d0018433_10502024.jpg先に映画を観てしまったのですが、その前に読むべきだった…。映画はかなり原作を忠実に再現してはいますが、見終わったとき多くの疑問が残ってあまり感動する余裕がありませんでした。

原作を読み終わってようやくわかった点。
・ オプス・デイとシオン修道会のこと。
・ ソフィーが見たシオン修道会の変な儀式。
・ オプス・デイの司教がバチカンに何を言われて、何で金をもらったのか。
・ 「導師」がそこにつけこんでそそのかしたこと。

読み終わっても疑問な点。
・ 何人も人が死んで、必死になって暗号を解いて、クリプティクスを開けて、ロスリン礼拝堂へ行って、で結局、何?

映画についての感想。
・ トム・ハンクスはちょっとミスキャスト。ソフィーと恋仲にはなりえない。
・ 導師の正体を原作のようにギリギリまで隠せないのが残念。また、導師の行動が唐突な印象。

様々なキリスト教の薀蓄が語られ、トリビアの泉的な面白さはあります。
もし原作も映画もまだの方がいるなら、「上巻だけ読んでから映画を観る」ことをおすすめします。
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by bibliophage | 2006-09-09 10:52 | ミステリ-